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金めっきって、アレルギーに良いの?

金属アレルギーの人は金めっきすれば症状が出なくなる…よく聞きますよね。

実際どうなの?

通常使われる金めっきは純金だと柔らかすぎるため、ニッケルやコバルトが含まれています。 (24Kと書いてあっても混ぜ物が入っていることがほとんどです。めっきに出す際にはしっかりお店の方に確認しましょう!)


ニッケルはアレルギーの代表格。 コバルトはニッケルに次いで多いです。

コバルト君はニッケル君によく似ており、ニッケル君にアレルギーをお持ちの方の半分はコバルト君にもアレルギーを持っています。

似た顔なので、免疫に犯人扱いされちゃうんですね。


近頃アレルギー対策としてよく聞かれるフェリックゴールドには、コバルトの代わりに鉄が入っています。 ニッケルやコバルトのみアレルギーの方は有効です!

残念ながら鉄にアレルギーが有る方もいらっしゃいます。該当する方は使えません。

そもそも、金にアレルギーが有る方って多いんです! 

銀より多いんです!

ご存知でしたか? 金は錆びないし、金箔とか食べても無害だし……そんなことあるの?

 って思いますよね。私も思いました。

またプラチナも意外と多いです。

銀はかなり少ないです。


めっきにはピンホールと呼ばれる小さな穴が開いていることが殆どで、下地めっきや素材の金属が流出してくることが有ります。

銀めっきのマウスピースをお使いでアレルギーに悩んでるあなた!

もしかしたら銀アレルギーじゃなくて、別のアレルギーかもしれません!


めっきは足し算です。 例えば…真鍮+ニッケルめっき+金めっきのアクセサリーの場合、 銅、亜鉛、ニッケル、金(+混ぜ物)に対してアレルギーをお持ちの方は症状が出ることがあります!

金張り(GF)というめっきとは違う方法で金を表面に付着させる方法でしたら、かなり被膜を厚く付けられるので下の金属イオンの流出も抑えられます。

が、金張りのマウスピースはまず見ることはありません。

また金張りは14Kなどが多く、混ぜ物が入っているためアレルギーの方にとってはリスクがあります。


めっきは金属ですので、それらには似た金属光沢があります。

リムは基本的に磨かれて艶があるものが多いため、光の反射で仕上げのめっきが剥げてきていることに気づかないこともあります。


ということで、残念ながら金めっきで金属アレルギーを完全に抑え込むのは難しいかもしれません・・・

既に何らかの金属アレルギーをお持ちで、痒みがある・傷ができている方は治るまで触れさせない事を強くお勧めします。

たとえアレルギーを持っていない金属であってもです!

なぜなら… 皮膚に傷があると、ドア開けっぱなし・窓全開状態なのです。

今まで症状が出ていなかった金属も、新しい指名手配犯となってしまう確率が高いのです!


自分の家をうろうろしてる知らない人に「私、何も盗む気ないです。刃物も持ってません!」と言われても…通報しますよね。

せめて、使うのであればチタン製やニオブ製、タンタル製などのもの、もしくはチタンIPが施されているものにしましょう。

って、言うだけなら簡単ですが……。

(チタンIPの下地めっきにも注意を払う必要があります!)


じゃあ、金属じゃなくせばいいんじゃないのって出てきたのが樹脂リムです。

唇に金属が直接触れないので、金属アレルギーのリスクは格段に下がります。

しかし、

・金属製のマウスピースと製造ラインが違うためリムの形が違う

・比重が異なるため音質に影響が出る

等デメリットも多くあります。

「本当は金属がいいけど…アレルギーだから樹脂リムにしよう」

「痒いけど、樹脂は音が変わっちゃうから我慢しよう」

と思っている方も多いと思います。 そ

の悩み、ReST-M2で解決しましょう!


ReST-M2は金属マウスピースの表面を樹脂膜でコーティングする新しい技術です。

いつも使っているお気に入りのマウスピースに直接かけられます。

膜は非常に薄いため、いつもの吹奏感を損ないません!

中身は金属そのままですから、金属と樹脂のいいとこどりなんです。

「音への影響を考えて、加工部分はこの範囲だけにしてほしい」

「見た目を考えて外面はそのまま、中は全部加工してほしい」

はい! ご希望通りに加工します!

私がお打ち合わせからマスキング作業、ご返送まで行っておりますので柔軟な対応が可能です。


最後までお読みいただき有難う御座いました。 ぜひご検討を!


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トランペットなど金管マウスピースへの樹脂加工

金管楽器奏者の頭の片隅に常にあるモヤモヤ…金属アレルギーになったらどうしよう。 あなたは金属アレルギーですか? それとも、幸運にもまだ発症していない方ですか? 金属アレルギーが発症する可能性はどなたにでもあります。 そして一度発症してしまったら…一生付き合っていかなければいけないのです。 手がカサカサする、唇が荒れてしまう、皮が剥けてしまう…マウスピースが触れる口周りは敏感な分、特に症状が出やすい

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